備蓄飯と離乳食①
籠城中の離乳食について、書いておこうと思う
我が家のアイドル、末っ子は最近やっと11ヶ月になったばかり
干し柿と末っ子
離乳食は時期により食べるものや量、調理法などにも違いがあって
ゴックン期(5~6ヶ月)
モグモグ期(7~8ヶ月)
カミカミ期(9~11ヶ月)
パクパク期(1歳~1歳6ヶ月)
と分類されている
11ヶ月の末っ子はカミカミ期にあたる
毎日ぐんぐん成長している末っ子は食べられるものも増え、1日3回食事をするようになった
たどたどしくスプーンをぎゅっと握って口へと運ぶ様子がなんとも愛らしい
離乳食の献立も大人と同じように、以下の基本の栄養素をバランス良く考えなくてはならない
・炭水化物
ごはん、パン、麺やいも類
魚介類、肉類、乳製品、大豆製品、卵など
・ビタミン・ミネラル
緑黄色野菜、果物、海藻など
炭水化物は備蓄品でもなんなくOK
米やパスタ、そうめんもある、小麦粉があるからやわらかいパンも焼ける
野菜や果物も日持ちのするものをたっぷり買っているし、冷凍保存や乾物もある
備蓄食糧にそうめんを多めに追加したのは末っ子の離乳食のためでもあった
大人がめん類を食べるときには、末っ子も一緒にちゅるんと食べられる
パスタやうどんに比べると、そうめんは少し長めに煮るだけでくたくたとやわらかく食べやすくなり、とっても便利
ただ、先日も書いた備蓄生活の失敗がここでも響いてくる。。。
・やっぱり問題はたんぱく質ですよ
籠城前に末っ子が特に好んで食べていたたんぱく質食材は
豆腐・納豆・魚・鶏ひき肉・卵
豆腐は柔らかくくせがないので使いやすいし、納豆はとろみがつき食べやすい
魚やひき肉はほんの少しでもしっかりうまみが出る
卵は大好きで、固ゆでたまごを半分も食べるようになったところだった
新鮮なものを食べさせたいという思いから、籠城生活前には末っ子の食事のために頻繁に買い物に出かけていた
備蓄品での籠城生活で一番困ったのがなんといってもこの離乳食なのだ
これらの食材、今の生活ではなかなか手に入らないものばかり
そのうえ離乳食ってとっても難しい。。。
なにが難しいのかというと、
たとえば子どもが食べたことのない食材に初めて挑戦するときには、ほんのひとさじの少量から日数をかけて食べられるかどうか判断しなくてはならない
アレルギーの心配があるから、という理由が主だけどこのアレルギーというものも厄介で・・・
例えばわかりやすいアレルギー症状では
目や口、皮ふが赤く腫れたり、お腹や背中に赤くプツプツじんましんができたり、もしくは下痢や嘔吐など
その他にも症状は多岐にわたり、個人差が激しい
食べてすぐに症状が出る子もいればかなり時間が経ってからなにかしらの不調が出る子もいる
わかりやすい症状が出なくても、言葉では不調を伝えられないために、ただ不機嫌にグズっていることもある
グズっている理由は、のどや口の中に不快感を感じているのかもしれないし、お腹が痛いのかもしれない
いつものように甘えたい、眠たいと泣いているのか、そうじゃないのかを見分けなくてはならない。。。
もしひどいアレルギーであれば命にかかわることもある
つまり食べたことのないものを食べられるようになるにはそれなりの時間がかかる
緊急事態だからといって大人のように、急にいつもと違う食事をするわけにはいかないのだ。。
それに、食べ慣れているものだったとしても気分によっては
全く手をつけてくれない日だってあるし、かと思えばもっと欲しい!ンギャー!!!と訴えてくる日もある
とにかく限られた食材で、末っ子のためのバランス良くゴキゲンな離乳食をつくらなくてはならない!!!
豆腐は長期保存のきく物を教えてもらったので即購入した
Twitterってすばらしい!
6か月近くも賞味期限があるけれど、防腐剤は無添加で原材料は大豆とにがりのみ
普通の豆腐と全く変わらない
調べてみたところ通常と違うのは製造方法で、豆乳とにがりを容器に詰めた後容器ごと加熱することで雑菌が入らず長持ちするようだ
缶詰めのようなものだね
これなら安心して離乳食にも使うことができる
納豆や魚、ひき肉や卵、近くのスーパーに行けば簡単に手に入るけど、今外出するのはかなりの危険が伴う。。。
食材のために買い物へ出かけて、自分が感染するわけにはいかない
ましてや子どもに感染させてしまえば本末転倒である
籠城生活がいつまで続くのかはわからない
生協、コープのような宅配や産直などのネット通販といった手もあるため、これらの食材が全く手に入らないというわけではない
ただ今は休業中。。悲しいかな収入は限りなくゼロに近い。。
宅配や通販もお財布と相談しながら使っていくとして、
備蓄でもおいしい離乳食つくるぞ!!
ということで、次回は本題の備蓄で離乳食、お楽しみに~