病院の感染対策

 

 

まさかの入院 

 

 

急遽入院になってしまった

備蓄ごはんも食べられず、病院で食事。ここの病院に入院するのは数年前に居眠りじいさんにつっこまれた交通事故以来2回目なんだけど、あいかわらず美味しくない・・・

味が薄いとか品数が少ないとか、贅沢言ってるんじゃないんだよ。どれもこれも、業務用食品をチンしました!って感じなんだなあ

 

☆今日の朝ご飯メニュー

妙に固くゴムみたいな食感の卵焼きに、皿にへにゃへにゃっとなすりつけられたような白菜?不自然なくらいに全く同じ形と厚みに切りそろえられてる茄子の味噌汁と、ぽそぽそしたごはん。無味無臭のうすーい緑茶?以上。

 

いやいや、これから食糧難の時代になるかもしれないし、医療機関で診てもらうことも難しい時代になるのかもしれない

文句なんて言っちゃあいけないよね、ありがたくいただきます。しょぼん、、、、

 

 

 

とにかく暇だし、メモ代わりに退院までいろいろ日記でも書こう

備蓄飯活動もできないからね。。。家族たちは何食べてるんだろうなあ。。。

 

 

・また発熱だよ

 

土曜日昼頃から倦怠感、首まわりの冷え、なんだか嫌な寒気。体温計を挟むと37.7度

今年に入ってからどうも首まわりが冷えると毎度体調が悪くなる

これまでわりと長髪だったけど、今年の正月からかなり髪を短くしたことが関係あるのか?刈り上げてると首筋がものすごく冷えるんだよ。。。

 

とにかく熱があるようで、おやおや~?と思い早めに寝るも、夜中には39度を越す

 

翌日夕方になっても熱が下がらず、また膝が痛くて歩けなくなる

足をつくと激痛で、伸ばすのも無理

発熱して膝が痛くなるのは1月から数えてもう3回目!膝の痛みの始まりはこの記事に書いた

 

 

umaibichiku.hatenablog.com

 

 

我慢できない膝の痛みで2週間前に一度整形外科に行った。レントゲンでは異常なし。血液検査でリウマチの検査をされるも陰性、様子見でとのこと。。

 

とにかく今回は熱が高くずっと下がらないのが辛すぎる。感染疑いの人たちは熱が出たとしても4日間も耐えなきゃならないなんて、本当どうかしてるよ

仕方ない、こんな時だけど病院へ行くか。。。

日曜日で時間外診察、しかも発熱しているため、先に病院へ電話を掛ける

 

 

ひととおり症状を伝え、受診可能か訊ねてみると、どうもしっかり対策されている質問がきた

電話口のしゃべり方もリストを読み上げている感じだ

 

「もう一度確認しますが発熱したのはいつから?」

・昨日の夜からです

 

「のどの痛みはありますか?」

・喉の痛みはありません

 

「息苦しいと感じることは?」

・ありません

 

「咳やたんがでますか?」

・咳は出ませんが、たんは少しのど奥にある感じがします

 

「ひどい倦怠感はありますか?」

・あります。体がとても辛いです。

 

「感染者の出た地域へ行かれたことは?」

・ありません、2月末頃からほとんど自宅で過ごしています

(出た地域って質問、良いよね。国じゃなくて地域というくくりなら、熊本県内でも感染者が出たというか確認された地域がいくつかあるから。まあ実際のところ病院側がそういう意図で質問してるのかどうかはわからないけど)

 

「わかりました、それでは発熱されていますので正面玄関ではなく発熱専用外来入り口から来院していただきます。駐車場も別です。病院に着いたら車の中から電話してください、熱が高いのでまずはインフルエンザの検査をします」

・はい、よろしくお願いします。。。

 

 

到着後、車から電話する

感染対策のため面会全面禁止!との大きな注意看板が見える

フェイスシールドと青いプラガウンを着けた看護師さんに発熱者用の個室へと案内される

 

数十分後、インフルエンザ検査は陰性

メインは膝が痛いと訴えているけれど、なぜか看護師に今から胸部レントゲンを撮りますといわれる

特に医師との会話は無し

 

医師から肺は綺麗でした!と伝えられる

それはうん、まあそうだろうなあ、こんな時だから徹底して撮ってるのかな?素晴らしいなありがたいなと思うけども、熱が辛くて膝が痛くて涙が出るから来たんだぜ

ここまでで2時間くらいかかる

検査で移動するたびに膝が痛すぎて意識が飛びそうになる、横になれずにずっと小さい椅子に座ってるのも辛すぎる。もうはボロボロ。。

 

 

次は血液検査と尿検査、そしてCTをとるそうだ

ここでなんと車イスが登場!看護師さんが車イスをすいすい押してくれる

また一時間ほど待ち結果が出て、こちらも異常は無しとのこと

この待ち時間にやっと横になれるベッドと、ナースコールできる呼び出しベルをもらう

たったそれだけでものすごく安心した。。このまま誰もいない部屋でひとり倒れたら終わりだ!と思って今まで気を張っていたから。。

 

 

医師は、数回同じように症状が続いているためウイルス性の感染が考えられるけれど、今のところハッキリわからないとのこと

今日は日曜日で、もうすぐ当直の医師が交代の時間ということで次の医師へバトンタッチされるそうだ

交代の時間まで一時間弱あるのか。。辛い 

 

やっと時間になり、次の医師はとても丁寧に診察をしてくれた

いつから?他にはどんな症状がある?関係ないかもしれないけど、もしかしてと思うことがあるなら言ってくださいね、どんなことでもいいですよ

と、あれこれかなり詳しく聞かれる

なんだかさっきの医師とは対応が全然違うぞ。。。

ただ、とにかく辛い。体が震える。。

 

喉や目を見たあとに聴診器をあてられ、

首もとや脇の下、鼠径部のリンパのはれをチェックされる

座ったまま両膝にいろんな刺激を与えて差がないか、寝転んでみて膝の曲げ伸ばし、上げ下げ、抵抗を加えて押したり引いたりされる

足の甲、指先、腹部や背中、腰も押したり叩いたりと触診される

 

一秒間に数回首を横に回して頭に痛みはないか、顎を下につけられるか、頭を後ろに反らせるか、と首や肩あたりを動かされているとなんだか手がビリビリしびれてきた

顔も鼻や口のまわりにチリチリチリチリと痺れがまわってくる

しびれは続き、ひじのあたりまでビリビリが上がってくる

 

それを伝えると、念のためMRI検査をします、と言われる

看護師さんがきてなにやら点滴をされる、終わったら腰に注射をして髄液検査もやるそうだ

MRIは今から40分待ちらしい

いったい今は何時だろう?もう、疲れたな。。。。

 

その間に血液と尿の培養検査をするので、とたっぷり血をとられる

トイレに連れていかれ、消毒したあと滅菌コップに尿をとる

そのあとは心電図。。。

 

心電図が終わるとカロナールを渡される、よく見るやつよりなんだか大きい。

そういえばここに来てからお茶も飲んでなかったなと思いながら錠剤を飲みこむ。

またベッドへ横になっていると、MRIの前にいろいろと質問があるのでとあれやこれや聞かれる。

この部屋少し冷えますね、寒くないですか?と聞かれ、正直よくわからないけど頷く

暖房が効いてきたのか、質問に答えながら少しうとうとしてくる

 

ああ、このまま眠ってしまいたいけど、病院の夜は長い

ようやくMRIの機械の前へ連れてこられ、大きい音がすること、異常を感じたらスイッチを押すことなど説明を受ける

頭にいろいろ固めのスポンジのようなものを当てられ、それらをがっしりと固定される。機械の中に入れられる時には狭くて圧迫感があったが、目を閉じると気にならなくなった。

キンキンゴンゴンギーギービビビビと色んな音が想像以上の音で鳴り響く。

少し恐怖感を覚え、これが1時間も続くなんて気が狂いそうだと思った。

でも実際には、恐らくひどい疲れで騒音より眠気が勝ち、終わるころには寝てしまっていた。 じっとりと全身が汗ばんでいた。

 

 

なぜかはわからないけど、背中に針を刺すのはやらないことになったらしい。長い時間お疲れさまでした~と看護師さんたちが荷物と車いすに乗った自分を病室に運んでくれる。半分寝ぼけていて状況がよくわからない。

 

ふと病室の時計を見るともう22時だった。病院に来てから約8時間。

 

本当に疲れた。。。 

 でも、個室にしてもらったものの、念のため寝る前にトイレと手洗い場を消毒しなきゃ!安心して使えない。。おみやげにウイルスを持って帰るなんて絶対にあってはいけないのだ。。。

 

とりあえずやれるだけのことをして、寝ました。

ああ~、まさかこんなことになるとはね。。いったい膝の中で何が起きてるんだ???